ふわふわな肌ざわり長持ち|今治タオルの洗濯の仕方

今治タオルは120年の歴史あるタオルです。ふんわりとした高級感ある肌触りは今治タオルの魅力。

独自の品質基準の「5秒ルール」「洗わなくても最初から吸水するタオル」などをクリアして、初めて今治タオルと名乗ることができます。厳しい品質基準をクリアしているからこそ、身体や手を拭くと汗や水分をすぐに吸収してくれ、高い品質を肌で感じることが出来るのです。


ゴワゴワしたタオルにしない洗い方のポイント

今治タオルの魅力である、ふんわりした高級感ある肌ざわりや質感を長持ちさせる洗濯の仕方のコツをご紹介いたします。

1: 購入したらまず洗う、すぐ使用しないタオルも洗って保管

購入したばかりだとほこりや毛羽が付いている可能性がある為、まず洗う事が大切です。

直ぐに洗うことで、今治タオル本来の良さをより良い状態で使用できる状態にできます。また、購入後に洗うことにより雑菌の繁殖の防止にも繋がります。保存する場合でも、まず洗い、通気性の良いところで保管することでタオルが痛みにくくなります。

2:多めの水で、タオルだけで洗う 

タオルの洗濯にとって一番重要なことは、ヨゴレをしっかり洗い流し衣類等と擦れ合わない(詰めすぎない)状態にし、十分な水分量で洗う事になります。

また、すすぎも重要となります。今治タオルは吸水性が高く、洗濯中の汚れた水も吸水してしまうため、その水をしっかりとすすぎ落とすことが大切となってきます。

洗濯機は自動で水量が決まるのでタオルが洗濯機の中で泳ぐようなイメージまで十分な水量を心掛けてください。

 

3:洗濯時はネット必ずに入れて洗う 

ネットに入れずに洗っている方もいらっしゃるかと思います。ですが、ネットに入れ洗うことにより、タオルのループや縫製部分が引っかかることを防ぐ働きがあります。ただネットにいれて洗えばいいという事ではなく許容範囲以上に詰めて入れてしまうと、十分に洗えていないことや、浮き出たヨゴレを吸水してしまうため、入れすぎず、少し余裕を持たせることが大切です。

 

4:柔軟剤は使用しないことがおススメ 

今治タオルは、綿本来の柔らかさ・吸水性を持続させるために、柔軟剤を使わない事をおススメします。柔軟剤は、吸水性の阻害やパイルが抜けてしまう場合があります。使い込み、ゴワゴワになった場合のみ使うことをおススメします。

 

5:入浴剤の入っている残り湯での洗濯NG 

お風呂の残り湯での洗濯をする方もいるかと思いますが、入浴剤を利用した残り湯での洗濯は、入浴剤に含まれる色素や成分により、変色・異臭・綿機能の低下をする場合がある為避けてください。

 

6:脱水後の放置はNG、出来る限り早く干す

脱水後は遠心力により、タオルのループが潰れています。このまま放置することで、質感がゴワゴワし、タオルのループが潰れたまま表面のみが乾き、元の質感に戻りにくくなります。また、雑菌が繁殖・カビ・生乾きの臭いの原因となります。

その為、脱水後は放置せず、早く干すことを心掛けてください

 

7:洗濯後の干し方

まず、パタパタとしっかりと振り、タオルに空気を取り入れます。パタパタすることにより、風を通し、タオルのループを立ち上げることができます。干す場所は、直射日光の当たらない、日陰で風通しのいい場所に干すことが大切です。天日干しをおこなうと、紫外線が生地にダメージを与え、タオルを硬くしてしまいます。その為、風通しの良い日陰に干すことをオススメします。

8:タオルのループの処理は、根元からハサミで切る 

引っかかりによりパイルは飛び出したり抜けたりします。抜けてしまったら、引っ張らず、根元からハサミで切ることが大事です。放置してしまうと、飛び出したタオルのループがさらに引っかかり、タオル機能の低下になってしまいます。抜けている・ほつれている部分を見かけたら、根元から切る・ミシンで縫ってください。

 

おススメ今治タオル商品:



・おすすめのタオル①

・おすすめのタオル②

・おすすめのタオル③


まとめ

ふんわりとした高級感ある肌触りは今治タオルは、正しい洗い方をすることで、良い質感を維持したまま長く使う事が出来ます。今治タオルの洗濯の仕方を参考に試してみてください。